いまさらですが知っておきたい仮想通貨の仕組み

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最近仮想通貨関連の話題がニュースでも大きく取り上げられるようになりましたね。
私自身あまり仮想通貨に対して興味は持っていなかったのですが、最近の盛り上がりでちょっと知っておくべきだなと思うようになっています。

そんな今話題の仮想通貨について、いまさらいくつかまとめていきたいと思います!

仮想通貨とは

仮想通貨とは、インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき、中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できます。仮想通貨の種類は600種類以上あるといわれています。

出典:https://bitflyer.jp/ja/glossary/virtual_currency

 

つまり、仮想通貨はインターネット上で使うことのできるお金であり、商品を購入するときに使うことができるもので、円やドルなど私たちとなじみの深い通貨と交換することができるものです。手で触ることはできませんが、この点では普通の通貨と何ら変わりはありません。

しかし、注目すべきは”中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず’’という部分。ここが仮想通貨を特徴づける決定的な違いなのです。

法定通貨と仮想通貨の違い

円やドルといった通貨を法定通貨というのですが、法定通貨は中央銀行という公的な機関が独占的に発行されているため、一般の人が通貨を作ることは出来ません。(日本では紙幣や硬貨を偽造した場合、刑法148条の通貨偽造罪という罪に問われます)この中央銀行が絶えず通貨の供給量を調整し、管理することで、通貨の価値が安定し人々はそこが発行する通貨を安心して使うことができるのです。

一方の仮想通貨では基本的に中央銀行が存在しません。ではどのようなシステムを利用しているのでしょうか。

法定通貨による取引はコンピューター上で記録、管理されていますが(ATMの情報がパソコンによって管理されているようなもの)仮想通貨は他の通貨と異なり、中央銀行などの一部のコンピューターが管理をしているのではなく、私たち1人1人のコンピューターが通貨の管理に関わっているのです。

なんで仮想通貨に価値があるの?

しかし、こんな新しいしくみになぜお金として通用するだけの価値が生まれているのか疑問に思う人もいると思います。

そこで仮想通貨の代表的なビットコインの仕組みからその秘密を探りましょう。



ビットコインは信頼されている

ビットコインは目には見えない通貨ですが、利用者からは通貨として価値を持つものであると信用されています。それはなぜでしょうか?

まず、なぜ日本の1万円が価値を持つのか考えてみましょう。1万円は中央銀行である日本銀行が発行しています。しかし、元はといえばただの紙。作るのに1枚2円ほどしかかかりません。

これでも1万円として価値があるのは、日本銀行が信用されているからなのです。この信用がなければ通貨として成立することはありません。

また、1万円はアメリカドルに交換すると90ドルほどになります。なぜ90ドルに交換できるかは、日本銀行がアメリカ国民からも信用されているからです。この高度な信用関係によって世界経済は動いています。

ビットコインではどうでしょう?

中央銀行が無いので信用する相手がいないように思いますよね。ですが、ビットコインは運用するシステムそのものが人々から信用されているのです。

ビットコインの発行量は上限がある

実は、ビットコインには発行量の上限があり、2100万ビットコインまでと決められています。これはプログラムによって決まっているのであとから変更することはできません。これにはどのような意味があるのでしょうか?

仮に発行量に上限がない場合、極端に言えば誰でもビットコインを作ることができます。するとビットコインの価値は暴落します。モノの価値に対してビットコインの価値が相対的に下がってしまうからです。

発行量の上限は仮想通貨の無価値化を防ぐ重要な要素と言えます。

高い安全性を確保するユニークな管理方法

ビットコインは参加者それぞれのコンピューターのネットワークによって管理されています。分かりやすく言えば、参加者が「協力」して通貨を管理しています。その協力のやり方には次のようなユニークな方法がとられています。

まず、ビットコインをつかって商品を売買するさい、インターネット上で買い手と売り手が一対一で通信を行います。このように一対一で情報がやり取りされる仕組みをP2P=Peer to Peerといいます。その情報は他の人々がビットコインでやり取りした情報と組み合わさり、ブロックチェーンという取引帳を作り上げています。

しかし、ネット上では不正なやり取りで取引が行われたかのように装ったり、ブロックチェーンを改ざんしてビットコインを盗むことができます。そのためビットコインの取引を第三者が監視する必要があります。

そこで出てくるのが「採掘者」です。
採掘者とは、この取引の監視のために自身がもつコンピューターを使って手助けする人のことを指します。彼らは取引が正しく行われたか監視し、この監視によって、まだ存在していなかった新たなビットコインを獲得することができます。ビットコインのために力を貸すと、ビットコインというお金がもらえるのです。

この採掘者の存在によってビットコインは、通貨として認めてもらえるだけの高い安全性を確保してきたのです。

仮想通貨の今後の展望と課題

この仮想通貨は技術的進歩によって目覚ましい発展を遂げています。

とりわけ投資の世界では、一般的な通貨を利用したFXのような取引と同じくらい、仮想通貨の取引が注目され過熱を見せています。公的機関の干渉を受けない分市場の値動きも激しくたった1週間で価格が2倍となった通貨も存在するほどです。
最近では企業がICO(新規仮想通貨公開)といって仮想通貨によって資金を集めたりする動きもあります。しかし、各国ともに法的な整備が追い付いておらず、仮想通貨で得た利益に対する様々な税の問題が生じています。

そんな仮想通貨ですが、今経済ニュースの中で間違いなくホットな話題の一つです!皆さんもぜひ一度注目してみてはいかがでしょうか。


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