ユーチューバーヒカルから学ぶ、フェイクニュースと情報リテラシーの話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日ユーチューバーのヒカルがVALU騒動で炎上し、ネクストステージという事務所が解散。所属メンバーであるヒカル、ラファエルといった有名ユーチューバーが活動休止する騒動があった。

そんな中、ツイッター上ではいまだにこんなツイートが流れまくっている。

https://twitter.com/patukinnhikaru/status/906496469699457024

明らかに偽アカウントなのだが、この偽アカにも、「PS4ほしい!ください!」といったコメントが寄せられている。ヒカルの影響力は凄まじいらしく、もはや”フェイクニュース”の様相をなしている。

フェイクニュースは我々が広めている

フェイクニュースはトランプ大統領のおかげで広まった言葉だが、今やフェイクニュースは誰もが広めてしまっている。

下のグラフを見てほしい。

これはアメリカのシンクタンク「ピュー・リサーチ・センター」が2016年12月に行った調査である。

出典:Pew Research Center/Many Americans Believe Fake News Is Sowing Confusion

このグラフを見ると、アメリカ人の25%がフェイクニュースをシェアし、そのうち14%がそれがフェイクニュースだと知りながらシェアしていることがわかる。おそらく日本でも同じ割合になるのだろう。

つまり、ユーチューバーヒカルのツイートを例に出すと、フェイクニュースを流した人だけでなく、一部の人々は、それがフェイクニュースと知りながらシェアしていることになる。

恐ろしい事態だが、防衛手段は自分でウソかホントか見極められるようになるしかない。

まず正しく検索できるようになろうよ

そんな中、3年前の記事だが面白いものを見つけた。

こんなタイトルだ。

渡邊芳之先生ynabe39の「ネットに実際にある情報でも検索する時に適切な検索語を並べなければ掘り出せないものは多い。ということは検索するためにすでに一定の知識がいるわけだ。」

 

当たり前のことだが、ネットの世界では、正しく検索することができないと、自分が欲しているものにたどりつくことは無い。フェイクニュースが蔓延する状況では、正しい検索語で検索するための知識は重要性を増している。

ヒカルの件では、たった3文字の名前と顔写真が一致しているがために、偽アカがリツイートされ続けている。ツイッターなのでアカウント名で検索すれば惑わされることは無いのだが。

また、上記の記事によると、最近の学生は論文を検索することができないことが述べられている。最近の学生からすれば、ちょっとむっとする話がだが、確かにそうだ。

私の通う大学の1年生の最初の授業には、「基礎演習」というものがある。そこでは、「正しい論文・文献の探し方」をまず教えられる。

大学側も学生が正しく検索できるように、リテラシー向上に力を入れているのだ。

 

情報リテラシーのないものに勝ち目はない

現代においてもっとも価値のあるものは、資源ではなく、データだ。

イギリスのエコノミスト誌によれば、アルファベット、アップル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフトが世界の時価総額トップ5を占め、この5社だけで2017年第一四半期で250億ドルを稼ぎ出している。これらはすべてITによって成長した企業だ。

出典:The Economist/The world’s most valuable resource is no longer oil, but data

企業価値からわかる通り、現代は情報を制したものが社会を制するのだ。

逆に言えば、フェイクニュースにだまされてしまうような、情報リテラシーのない人間にはもはや勝ち目は存在しない。

世の中で勝ち上がっていくためには、人よりも早く正しい情報を獲得する必要があるのだ。

まとめ

フェイクニュースや偽アカによるリツイートが蔓延する中、我々は正しく情報を得るスキルを磨かなければならない。そうでなければ、我々は社会で生き残ることは出来ない。

はじめの一歩は、正しい検索語を用いて検索できるようになることだろう。

おわりに、グーグルで検索するときに役立つ情報がまとまっているブログを紹介する。

これを見て、正しい検索語を用いた検索ができるようになってほしい。

【決定版】Google検索で覚えておきたいテクニック20選

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*