ALISは評価経済の中でどんなメディアとして成立するか、その限界点は?

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こんにちは!

最近ALISというメディアに注目しています!ICO発のメディアなんてワクワクしますよね。

今回はALISがどんなメディアとして成立し、その限界点はどこなのか考えていきたいと思います!

先にALISについての基礎知識を知りたい方はこちらの記事をお読みください。

ICO12日目で目標金額達成したALISが面白そう!メディアを変える力を持つ?

ALISと評価経済

まず、ALISの意義は

広告の無いメディアを作り上げること

トークンエコノミーを利用して、利用者に直接収益をもたらすこと

これらによって、信頼できる情報・⼈が集まるプラットフォームを目指したいと考えています。

実はこの仕組みは、評価経済によってできています。

評価経済に関しては様々な意見がありますが、はてなキーワードの定義が自分にはしっくりきました。これにそって考えて行きます。

評価経済とは?

「評価」を仲介として、モノ、サービス、お金、が交換される社会。お金が不要になるわけではなく「お金」が「評価」に従属するようになる

出典:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%BE%B2%C1%B7%D0%BA%D1%BC%D2%B2%F1

ヒカル騒動で話題のVALUやタイムバンクも評価経済を取り入れたものになります。

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ALISは執筆記事に対し人から「いいね」を受け取ったり、他記事に「いいね」を押すことで、代わりにトークンを獲得する仕組みになっています。

つまり、自分への評価=収入となるのです。これが評価経済を採用している所以です。

新しい仕組みによってALISは従来の広告に頼るメディアから脱却することを目指しています。一体どのようなメデイアになるのでしょうか?

まず評価経済の特徴を考えます。



評価経済はもはや「ファクト」を欲しない

個人的に、評価経済はもはやファクトを欲しない世界と捉えています。ヒントは、しっきーさんのブログの面白い考察でした。

http://blog.skky.jp/entry/2014/09/06/235403

しっきーさんは岡田斗司夫さんの

評価経済社会 ぼくらは世界の変わり目に立ち会っているという本から、このように論じていました。

 

評価経済社会の前提は「科学」の力が弱まってきたことだ。客観的で揺るぎない「科学」が、もっと適当で、刹那的で、明確な根拠を求めることができない「自分の気持ち」にとってかえられることになる。そして、人々が「自分の気持ち」に従って互いに評価を与え合う社会がやってくる。(中略)

原子力の問題なんてデータとれないから決定的なことは言えないし、マスメディアに流される専門家の意見も右往左往して、科学的な正しさが危ういということにみんな気づき始めた。

 

人々は、科学が万能でないことに気が付きました。また、科学的に正しいことが価値ではなくなったのです。

そこで人々は「自分の気持ち」が最優先される評価経済を導入しました。科学的に正しくないことでも、面白かったり、新たな発見があるものであれば評価し、価値を見出すのです。

Youtubeやツイッター、インスタグラムなどのSNSはこの経済に親和的で、多くの価値を人々にもたらしました。Youtuberはその代表例です。

しかし弊害も出ています。

トランプ大統領に始まるフェイクニュースはツイッターで大きな影響力を持ちました。なぜなら、正しくなくとも、敵や対立する者の評価を下げることが自分の利益になるからです。

また仮想通貨の世界ではインフルエンサーがアフィリエイト収入や市場操作を狙ってポジショントークを繰り返しています。彼らは自分の評価が高く、影響力さえあれば何をやってもお金になることを知っているのです。

ここまで、評価経済はもはやファクトを欲しない世界であることについて説明しました。

以上の状況から、評価経済を導入するALISではどのような記事が生まれやすいでしょうか?



ALISで評価されるであろう記事とは

  1. 新しいもの、面白いものを常に取り上げる記事(レビュー記事、体験談、オピニオン等々)
  2. インフルエンサーによる、客観性や合理性に欠けたポジショントーク・扇動記事。
  3. 疑惑を取り上げ、他人を批判するゴシップ記事(有名人、政治家の不倫ネタ)
  4. 客観性、真実性を帯びた検証記事。

私はこの4点を考えました。

番号を振っているのは、1のタイプが最も記事数が多く、4が最も少ないと考えるからです。1のタイプは評価経済の中で作成が最も簡単であり、誰もが自身の評価を速く上げることができます。

しかし、4は作成に手間がかかる上にあまり評価される事はありません。ファクトが重視されない世界で、このタイプの記事に価値を持たせることは至難だからです。

結局、人々はレビュー記事など1のタイプの記事を好んで書くインセンティブを持ちます。

これはALISのターゲットには合致しています。ホワイトペーパーにはこんな記述がありました。

あらゆる⼝コミサイトの領域に拡⼤する戦略である。これは飲⾷領域、旅⾏、ダイエット などの⽇常領域もしくは進学・結婚・住宅購⼊などのライフタイムイベントの領域で相性が良いと考える 。なぜならば、⼈々はこれらの領域において、⼈の評判を元に情報収集することが多いからである。

この分野では、ALISは広告のない信頼できるメディアとして十分に成立すると考えます。



ALISのメディアとしての限界点

先の4タイプの分類からALISのメディアとしての限界点を考えます。

結論から言えば、ニュースや時事的な論評を取り扱うことはないと思います。

まず、4番目の客観性、真実性を帯びた記事はALISの中で最も作られにくいと言いました。

このような記事は一般的にジャーナリストと呼ばれる方々によって書かれています。事実のみに着眼して記事を書くのが彼らの生業であり、これこそがジャーナリズムと言うものです。

ジャーナリストの働きによってニュース等は価値をもっています。このジャンルでは、事実が重視されるからです。

事実でないニュースもはや知る必要はありません。

しかし、評価経済の中のメディアでは、ファクト=事実が重視されないため、このジャンルに価値はありません。

その為、ニュースや時事的な論評は取り扱われないと考えます。

ALISは限界点を超えるのか

歴史的にジャーナリズムを扱うメディアは高い信頼を勝ち取っています。

ALISは信頼できる情報・⼈が集まるプラットフォームを目標としているので、このジャンルを扱うことは有意義なはずです。長期的な発展のためには、ジャーナリズムまで取り扱うことのできるプラットフォームとなるべきです。

ALISには大きな強みがあります。それは「非中央集権的」であることです。

従来のマスメディアは中央集権的であり、必ずしも事実でないことをあたかも事実として報じてきた側面があります。

政治家や経団連からメデイアが大きく圧力を受けていることもその一環です。

ALISのような非中央集権的なメディアであれば、この問題点を克服する可能性があります。

圧力を受けずに、高い真実性を帯びた記事を作成できる余地があるからです。

また、一般的に、フリージャーナリストの待遇はよくありません。

ALISのようなプラットフォームが、彼らに執筆するインセンティブをもたらすことができれば、ALISはより高いレベルのメディアへと成長することができるでしょう。

 

まとめ

ALISの目指す未来は、メディアを根本的に変えることです!

開発が進み、今後具体的にどのようなプランを打ち出していくのかが注目されます!
9月29日にはイベントを開くようです!予約で席は埋まってしまったようですが、新たな情報に期待しましょう!

 

 

 

 

 

 

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